今回の車両はアルファード(ANH20)平成21年式。
走行距離は121000㎞で、CVTオイル交換歴は不明です。
今回は「オイルパン洗浄・ストレーナー交換」「圧送交換3クール」で徹底的に内部洗浄を行います。
作業を行う際の障害になる、アンダーカバー・サブフレームのサポートなどを脱着します。
過走行ということもあり、オイルパン内部の洗浄を行います。
内部のスラッジチェックを行います。
鉄粉吸着用の磁石にはある程度の鉄粉吸着は見られますが、特に異常な蓄積はないようです。
外したオイルパンはキレイに洗浄します。
鉄粉吸着用の磁石もキレイにしてオイルパンに置きます。
上が新品、下が外したオイルストレーナー。
オイルストレーナーにはフィルターが内蔵されています。
フィルターが汚れて詰まってくるとトラブルの原因となりますので交換いたしました。
オイルパンを組み付けCVTFを規定の量に調整します。
まずはALPHAS CVTF-αをセットし、10Lを圧送交換。
その後30分間のクリーニングを行います。
【クリーニングが重要】
クリーニングモードではトルコン太郎内部の5つのフィルターでCVTFに漂うスラッジや鉄粉などのゴミを除去することができます。
この際、洗浄効果の高い新油を循環させることで、さらに効果よく内部洗浄を行えます。
写真左が新油、中央が最初に抜いたオイル、右がクリーニング中のCVTFです。まだ黒みが残っていますね。
もう一度10Lを圧送交換。さらに30分間のクリーニングモードで徹底的に内部洗浄します。
内部のフィルターが少し透けて見えるようになってきましたね。
AISIN製CFBをセット3回目の圧送交換を行います。そして、30分間のクリーニング。
【3回の圧送交換で満足な結果に】
新油とほとんど入れ替わっているのが分かりますね。
最後は診断機を使って、油温をモニターしながらオイル量の確認調整を行い完了です。
今回の作業料金は51,000円でした。
【作業メニュー】
●トルコン太郎圧送交換
●オイルパン脱着洗浄
●オイルストレーナー交換
●洗浄用オイル ALPHAS CVTF-α
●本命オイル AISIN CFB
※車種、オイル使用量、オイルのグレードにより料金は大きく変化します。
ご興味のある方はお気軽にお問合せ下さい。
お電話でのお問合せは
0246-56-2822
で受け付けております。
お問合せフォームは24時間受付をしておりますのでお気軽にお問合せください。
>> お問合せフォームはこちら